• トップ >
  • 交流 >
  • エコツアー >
  • 平成23年度(2011年度)「インターン生特設ページ 2011エコツアー in 長谷 活動報告」

2011エコツアーin長谷最終報告~お米の発送~

お米の発送(11月3-4日)

稲刈りエコツアーの約一ヵ月半後、今年三回目となる長野県伊那市を訪れた。今回は中村田んぼで実際に取れたお米を会員や希望者に発送する関係で、環境文明21の伊那支部である杉村さんのお店「みなと屋」からお米の発送を行った。

前泊し、4日の朝に長谷で毎回お世話になっている有賀さんご夫妻にむかえにきていただき、みなと屋へ。この日は有賀さんご夫妻、杉村さん、お手伝いの方二人、インターン生二名で行った。

事前準備でお米の発送者名簿の作成、ラベルへの書き込みや「中村田んぼ」維持のためのお手紙の封入用意などを行った。また、当日の発送手順について、昔のインターン生の作成した資料を用いて確認することができた。これら事前準備のおかげで当日はスムーズに発送を行うことができた。

当日の作業は大きく二手に分かれ、お米の量の計測、袋詰めを有賀さんご夫妻にやっていただき、インターン生で発送先の確認、ラベル貼り付け、お米の発送のダンボール詰めを行った。お米をダンボールに入れるときにちょっとした工夫をしないと封がしまらず、だからなるべくお米の袋を平らにして入れる必要があった。お米の袋の数が増えるほどしまりにくく入れるのが難しかったが、それを工夫するように楽しんだ。

精米になっていなければいけない米袋が玄米のままだったなどのちょっとしたアクシデントはあったものの、お昼までに8割ほどダンボールに詰めることができた。

お昼ごはんには徒歩2分ほどの地元の定食屋に連れて行っていただき、お母さんの味の鍋焼きうどんで体を温めた。このお店では小さい子供も手伝っていて、地元の人達のパワーを感じる場でもあった。

お昼の後作業に戻り、一時間たたないくらいでダンボール詰めの作業は終えることができた。そして後はダンボールを玄関先まで運ぶだけだったのだが、これを甘く見ていてなかなか大変だった。

お手伝いの方などはこれを軽々と運んでいたので長谷の方のパワーをひしひしと感じた。

帰りは再び有賀さんご夫妻にお世話になり、今年最後になるであろう長谷の真っ赤な紅葉を車で揺られながら観賞し、りんごの手土産までいただいて帰宅の途に着いた。


エコツアー感想 ~下見、本番、発送を通して~

インターン開始から約5ヶ月の間主にエコツアーのことをやってきたが、下見に行くまでは、私たちインターン生にとっては見ず知らずの地で毎年エコツアーは開催しているとはいえ私たちでうまく運営できるのだろうかと言うことばかり考えていたと思う。しかし、下見を終えてエコツアーを開催するだけでなく、どうすればもっとエコツアーを楽しくできるか、エコツアーを知ってもらえるかというところまで自分の気持ちは高まったと思う。そういう意味で下見はひとつ良いきっかけを与えてくれた。その中でエコツアーのチラシ作りやホームページ作成などは事務所の方々にお世話になることばかりでとても丁寧に教えていただいくことができ、自分のできる最高のものを外に広報できたと思う。

当日は下見のとき以上に緊張していたと思う。その中で長谷の方々、環境文明の方々に支えられて大きな流れを崩すことなく無事にプログラムを行うことができた。毎年開催していることもあるのかもしれないけれど、長谷の方々や環境文明の方々の支えがなければここまでのエコツアーはできないと思う。その中でも、今年はワークショップも事前にしっかり準備をしてきたこともあり有意義な意見交換会になった。また、三峰川発電所見学も、発電所内では残念ながら説明がよく聞き取れないこともあったが、とても丁寧に説明していただけたと感じている。

ざんざ節の後に行った「大根踊り」も突然始まったにもかかわらず、そこにいた皆さんが合わせて踊ってくれ、改めて最後にエコツアーが参加者全員で楽しんで作り上げたものなのだと強く感じることができた。


エコツアーTOPへ