Japan Association of Environment and Society for the 21st Century
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 環境文明21は、環境負荷の少ない持続可能な循環社会の構築を目指す環境NGOです。

環境文明社会

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今こそ、安心・安全で、
心豊かに暮らせる環境文明社会を!!


 
私たちは、成立以来約18年にわたり、環境問題を文明の問題としてとらえ、人間社会を持続させるため、どのような社会像を目指すのか、それを実現するために、どのような価値観や制度が必要なのかについて、探求し続け、その都度、社会に向けて提案してきました。
 今回の未曾有の大地震と津波、さらにそれに誘発された福島原子力発電所事故は、私たち一人一人に、本当の豊かさ・幸福とは何かを改めて考え、社会をつくり直す大きなきっかけを提供しています。
 今こそ、私たちがこれまで提案し続けてきたことを、新しい持続可能な社会づくりの「羅針盤」として活用して頂きたいと願います。

《報告書》
 NPOと企業・学識者の連携による「環境文明社会」のロードマップ作り概要版/1493KB
 (2011年10月)

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社会基盤
 

<基本となる価値>
 
 これまでは、地球環境に限りがあることなど考えず、短期的な経済的成長や効率性が重視されてきました。
 これからみんなで作る社会では、地球の環境や資源には限りがあること、それらを大切に使いながら、社会そして企業活動も「持続すること」をめざします。 
 

<人と人との関係>
 
 現在は、誰よりも強く、早く、多く、といった競争が重視される社会です。
 これからみんなで作る社会では、日本人が長い歴史の中で培ってきた、「絆」や「お互いさま」の心を大切にし、いろんな人がいることを互いに認め合う社会をめざします。
 

<主要なエネルギー源>
 
 これまでは、石油石炭などの化石燃料や原子力に頼る社会でした。そのため温暖化がますます進み、次世代にまでツケを残す大きな原子力事故も起こしてしまいました。
 これからみんなで作る社会では、太陽・風・小水力・バイオマス・地熱など、自然界にあるエネルギー源をそれぞれの地域で最大限に活かしていく社会をめざします。
 

<社会を動かすモチベーション>
 
 これまでは、モノの豊かさをみんなが求めてきました。
 これからみんなで作る社会は、音楽や芸術・文化・スポーツなどを楽しんだり、人や自然とのつながりに喜びを感じられる、そんな心の豊かさが、社会全体の豊かにつながる社会をめざします。
 
 

<教育>
 
 
 これまでの教育は、経済活動に役立つことを最も重視した、画一的で学力偏重の教育でした。
 これからみんなで作る社会では、基礎的な知識だけでなく、地球の環境や資源には限りがあることを学び、その中で人としての倫理観や公共心、将来の世代や途上国への責任感を育てていくような教育をめざします。
 

<政治>
 
 
 これまでの政治は、中央集権の官僚主導の政治、経済重視の政治でした。
 これからみんなで作る社会は、全ての市民の命の源である「環境」を大切にし、今生きる私たちだけでなく将来世代の声も反映される、市民による市民の為の民主的な政治で、国と地方の役割が明確で、地域が主権を持つ政治です。


<経済>
 
 
 ここ数十年、日本は経済成長を最優先し、資源を大量に使って生産し消費し廃棄する経済活動を行ってきました。そして短期的な成長や効率性を重視する経済でした。
 これからみんなで作る社会では、空気や水や大地といった環境の価値を経済の仕組みの中に組み込み、環境に負荷を与えない経済活動が行われるとともに、地域経済とグローバルな経済が共に成り立ち、先進国と途上国の格差をなくす経済活動をめざします。 
 

<技術>
 
 
 これまでの技術は、化石燃料を大量に使い、使う人の幸せやや社会の持続性よりも、技術そのものの効率性を追求するものでした。
 これから私たちが作る社会では、使う人や社会が求める技術、地域の資源を最大限に活用した技術、ハイテクだけでなくローテクも駆使し自然の理に沿った技術の開発が盛んで、真に人々や社会を幸せにする技術の開発と普及をめざします。
 
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私たちのくらし

 

<食べる>
 
 日本の自給率は約40%で、残りは海外に依存しています。また「農業」の大切さに対する人々の意識が低いこともあって、農家は減り高齢化も進んでいます。
 これからみんなで作る社会では、「農業」は日本人の命と環境を守るためにとても大切な仕事であることをみんなが認め、農家を目指す若者も増え、安心安全な食べ物が安定的に供給できる社会をめざします。
 

<住む>
 
今の日本の街は、便利さを重視した町です。また安全よりも快適性や効率性が重視されています。
 これからみんなで作る社会では、安全で自然災害にも強いまち、自然や人との繋がりのあるまち、地域の資源や文化を大切にし、安心して住み続けられるまちです。
 

<働く>
 
 いま日本では、正規雇用が減り、失業者が増えています。そのため生きることに望みを失う人が増え、格差の拡大も深刻です。
 これからみんなで作る社会は、働く場や雇用の形態はいろいろあっても、「働くこと」は人間が生きる基盤であるという意識をみんなが持ち、働く意欲のある全ての人に働く機会と場が保障されている社会です。
 

<子育て>
 
 日本の出生率は低下し、人口も減少に転じています。その要因として、親となるべき若い人たちが現代社会に様々な不安を持ち結婚や出産をためらっていること、たとえ親になっても親としての自覚が持てず様々なストレスのため、子どもをないがしろにするケースも増えています。
 これからみんなで作る社会は、安心して子供を産み育てられる社会、親自身が親としての自覚や子育ての喜びを感じられる社会、親子ともども生きる力を周囲の人たちの協力のもとにはぐくんでいく社会です。
 

<移動する>
 車がなければ生活できないのが今の日本です。しかしガソリンが不足すれば、即座に移動ができなくなることを、今回の災害で再認識しました。また交通事故数も依然として深刻です。
 これからみんなで作る社会では、車だけでなく、公共交通機関など環境にも人にも優しい手段が整備され、歩道、自転車、車道、公共交通機関道が整備された社会です。
 

<消費>
 
 コマーシャルや価格の安さにつられて、必要ないモノも大量に買い込み、部屋の中はモノであふれていませんか。
 これからみんなで作る社会は、必要なものを必要な時に必要なだけ買う、その製品を作り・送り・使い・捨てる段階でエネルギーや資源の無駄遣いをしていないかをよく考えて買うかどうか決める、そんな賢い消費者(グリーン・コンシューマー)がたくさんいる社会です。
 

<社会参加>
 これまで私たちは、政治や社会的なことは政治家や役人まかせでした。私たちの命の基盤である環境、エネルギー政策についても、です。
 これからみんなで作る社会では、一人ひとりの市民が民主主義社会の主権者として、権利と義務、自由と責任を自覚して、政治や社会的なことにも関心を寄せ、積極的に参加し議論し判断する社会です。
 

<楽しむ>
 最近は、楽しむことも「お金」次第、みんなで楽しむより一人で、という傾向が強まっています。
 これからみんなで作る社会では、自然とのふれあい、文化・伝統・芸術を楽しむ、人との関わりの中で喜びを見つけるといった、心も豊かにする楽しみ方ができる社会です。

こうした社会を実現するために、どんな政策が必要なのかも私たちは提案しています。
ご興味、ご関心がございましたら、事務局(下記参照)までご連絡下さい。

【関連資料】
このプロジェクトは三井物産環境基金の助成を受けて実施しています。
ロードマップ作り報告書の完全版をご覧になりたい方は事務局までご連絡下さい。


記載されたイラスト、文章は、環境文明21に属します。無断転載・使用を禁止いたします。
ご使用をご希望の方は事務局までお問い合わせ下さい。

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