更新日:2026年7月2日

気候変動による影響が顕在化する中、
私たちの暮らしや日本社会は、持続可能だろうか??

そんな疑問に応えるため、「今こそ、まっとうな日本の気候政策を創ろう」キャンペーンの一環として、実行委員会では主に気候変動に係る国内外の科学的な調査結果などをもとに、議論を重ね、考え方を整理しました。このコーナーでは、随時、気候変動に関連する身近な視点から、現状と課題、そして「持続的かどうか?」についての考え方を解説していきます。

 
2.持続可能な発展~強い持続可能性の重要性について

環境と経済の基本的関係

(一方井 誠治)
1.世界の持続可能性を脅かす気候劣化の進行とその対応策について

気候変動に関する最新の科学的知見の集約と評価は1988年からIPCCによってなされており、2023年の第6次報告の後の第7次報告最終報告は2029年に予定されている。一方で、気候変動は予想以上に急速に進みつつあり、気候危機という喫緊の課題に対応する政策立案者と市民にとって、世界各国の第一線の学識者が、気候研究における最新の重要な研究成果を総括した“10 New Insights in Climate Science”は、現在そしてその先に向けて信頼できる科学的指針を提供するものである。

ここではその10年間の報告から今時点で重要と思われる10の識見を選んで紹介する。
(西岡 秀三)