【学校教育の事例】新潟県のある小学校の事例

◆概要

「ワールドスクールネットワーク」に参加し、世界中の人とインターネットで交信したり直接交流しながら、学習を展開している。一例として、4年次にミクロネシアの人たちとお互いの自然・文化・生活について学びあい、5年次でアメリカ、、フランスの人たちと食の安全性について共同学習、6年次で水と人間の関係や、世界の人々と平和について考えている。


◆学習の展開(5年次の農薬と食生活)


◆食料フォーラムの開催「私達は消費者としてどのようにして食費を選ぶべきか」

以下の提案について、どれが望ましいか話し合った。結論は出なかったが、安全を意識して食品を選んでいくことが大切という事で意見が一致した。

  1. 提案1 無農薬、低農薬の国産品を進んで買う。国産品は安全
  2. 提案2 輸入品と国産品を上手に取り入れる(国産品だけでは足りない)
  3. 提案3 輸入品でも大丈夫。安くて家計が助かる。季節に関係なく食べられる。

◆私たちの発信

調べたこと、話し合った結果を、多くの人に知ってもらい意識を高めることが必要ということで、以下のような事を行った。

  1. 1) H市の人たちへ(実際に町に出て野菜や花の種を配布しながら思いや願いを伝えた)
  2. 2) 日本中の人たちへ(ホームページを通じて)
  3. 3) 世界中の公的機関へ(共同学習した仲間と共同宣言の冊子を作成し世界中に配布)