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  環境教育・環境学習推進法をつくろう!メールマガジン
                                  第2号 2003/01/25
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┃=みんなが当たり前のように環境について学べたらいいですよね=(^。^)/
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≪もくじ≫
★1 現場レポート(1) 「地域や企業での環境教育を通じて感じていること」
★2 「活動状況」
★3 「骨子案に対するご意見、ぜひ ぜひ お寄せください!」
★4 「お知らせ」
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★1 現場レポート(1) 「地域や企業での環境教育を通じて感じていること」 向達壮吉
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地域や会社で、自立したグリーンコンシューマーを数多く育てるべく活動しているが、多少環境意識の高い人でも地球温暖化防止や地球環境問題に関する基礎的な知識不足を感じることが多い。例えば、空気とフロンとどっちが重いか?京都議定書を守れば地球温暖化防止が防げるか?等々の正当率が低いのである。正しい知識がないと意見提案も出しづらい。また、地球環境や将来世代から見て正しい行動が取れない。まして新入社員や若い人達では、日本のエネルギーや食糧の自給率さえ知らない人が多く、環境を意識した行動を取っている人はわずかである。

原因は環境教育の遅れである。今、私達に求められているのは、持続可能な社会づくりに向けて一人ひとりが未来への責任を感じて観客民主主義から参画民主主義になる (自立したグリーンコンシューマーになる)ことだろう。

環境教育を通じて感じることはそのギャップがあまりにも大きいことである。持続可能な地球環境を創り出すには、先ず事実を知り、問題の本質を理解し、あるべき姿を想定し、出来ることから行動し意見提案を出すことだが、残念ながら日本の環境教育は、子ども大人とも大幅に遅れている。国連で「持続可能な開発の教育の10年」採択されたが、日本こそ環境教育を推進することだ。

景気後退で財政難の東京都は、9年間続けていた東京都環境学習リーダー講座を今期で終了する計画だ。東京都の地球温暖化対策を本格的に進めるには、むしろこれから人材育成が必要なのに、時代に逆行していると言わざるを得ない。一日も早く推進法を成立させる必要がある。

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*向達 壮吉(こうだつ そうきち)
環境教育・環境学習推進法をつくろう!推進協議会 推進委員

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★2 「活動状況」
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現在、当協議会には、(1)法制化対応グループ、(2)シンポジウム企画グループ、(3)広報グループの3つのワーキング・グループが設置され、法律の成立に向けて活動を展開しています。以下に、現在の活動状況をまとめました。

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◆法制化対応グループ

与党三党の「環境教育推進に関する小委員会」が、12月11日、12月18日に開催されました。これまでと同様、当協議会の愛知和男会長がオブザーバーとして参加、藤村コノヱ事務局長は愛知会長の秘書の形で参加しました。なお年末より国会休会中につき、本小委員会はお休みでした。以下に、勉強会の概要をまとめました。

(※【括弧】内は開催月日)

【12/11】

林野庁・国土交通省・経済産業省から、環境教育・環境学習の取り組み状況について説明があった後、質疑応答。各省庁からの説明に時間を多くとられ、面白い議論は余りなかった。いずれにしても、従来型の環境教育・環境学習がほとんどで、それらをどう持続可能な社会づくりに向けたものにしていくかといった視点が明確でない感じがした。

【12/18】

阿部治立教大学教授より、持続可能な発展のための教育に関する世界的動向についての説明。その後、外務省からの説明。質疑応答。今回で各省庁からの説明は一段落。

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◆シンポジウム企画グループ

今年の春から夏にかけて全国4ヶ所でシンポジウムを開催するための準備を進めています。これまでに、日光、大阪、東京での開催が決定しました。開催地の地元NGOのみなさんとの協働により実施する予定です。環境教育・環境学習推進法の議員立法化に向けて強力に働きかけるために、この問題に関心を寄せる多くの方々の思いをつなげ、社会にうねりをつくる弾みとなるようなシンポジウムにしたいと思っています。

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◆広報グループ

【ホームページOPEN!】

当協議会のホームページ「GO!環境教育―持続可能な社会をめざして―」http://www.neting.or.jp/eco/kanbun/see-act/ がオープンしました。ホームページには、環境教育・環境学習推進法の法制化に向けた私たちの提案、活動状況、持続可能な社会をめざす環境教育・環境学習に関する情報などを掲載しています。今後バージョンアップしながら、徐々に内容を充実させたいと思っています。みなさんのご意見やご感想、いろいろお聞かせください。

【展示用パネル完成!】

展示用パネル(A0サイズ)が出来上がりました。環境教育・環境学習推進法をつくろう!推進協議会の提案を分かりやすく1枚のパネルにまとめたもので、大変きれいな仕上がりとなっています。各地のイベントなどで展示いただけるよう、貸し出し用として準備したものです。早速、出来上がったばかりのパネルを「山から 川へ そして海 2003三番瀬・盤洲(シンポジウム&コンサート&展示)」(1/16~1/18)に出展しました。みなさんのお近くでこのパネルを展示いただけるイベントなどがございましたら、 ぜひご活用ください。お問い合わせは事務局 info@kanbun.org まで。

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★3 「骨子案に対するご意見、ぜひ ぜひ お寄せください!」
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環境教育・環境学習推進法をつくろう!推進協議会では、より内容を充実させた第2次骨子案的なものを急ぎとりまとめたいと考えています。そこで、現在公開している骨子案に対する建設的な批判や懸念事項などをみなさんにぜひともお寄せいただきたいと思っています。またこの機会に、みなさんの周りの方々にもご意見を伺ってみていただけないでしょうか。今後、法制化に向けて着実に活動を展開していくために、どうぞご協力お願いいたします。

※骨子案は、以下のホームページでご覧いただけます。

http://www.neting.or.jp/eco/kanbun/see-act/tukurou.html

※ご意見の送付先 E-mail:info@kanbun.org FAX:044-411-8977

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★4 「お知らせ」
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次回会合のお知らせ
 【日時】 2月24日(月)午後6時30分~9時
 【場所】 東京都南部労政会館 第2会議室
      東京都品川区大崎一丁目11-1
      (JR大崎駅大崎駅徒歩3分)
  ※本協議会の会員であれば、どなたでもご参加いただけます。
   まだ会員になってない方も一度のぞきに来てみませんか?
  ※会場がわからない場合、事務局までご連絡ください。
    FAXにて地図をお送り致します。
    または、以下の地図をご参照ください。
http://map.yahoo.co.jp/pl?la=0&sc=2&nl=35.37.0.458&el=139.44.3.650&CE.x=187&CE.y=329

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◇編集・発行◇
環境教育・環境学習推進法をつくろう!推進協議会 広報グループ
 *E-mail:info@kanbun.org
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